スペシャル
GROW UP SHOW SPECIAL
本作の舞台は昭和30年代頃の日本!
そんなひまわりサーカスが生きる
当時の生活の様子が描かれた本編の要素を
ご紹介します!
EP.1
ダイヤル式公衆電話機
ダイヤルを回して番号を入力する電話機。昭和30年代は家庭電話の普及率が低かったため、電話を設置している店舗は店頭に出して公衆電話として使用してもらっていました。電電公社から委託されているものは赤色でした。
EP.1
四輪軽商用車
昭和初期に普及したオート三輪自動車に代わり、昭和30年代には広い荷台と小回りの良さを特徴とする四輪軽商用車が市場を席巻し、各地で活躍しました。ひまわりサーカスが使用している車両は、当時「くちびるサンバー」の愛称で親しまれた車両を参考にしています。
EP.2
ポラロイドカメラ
撮影するとその場で写真が現像されて出てくる、当時としては画期的なカメラ。アメリカで1948年に誕生し、日本へは昭和30年代に輸入されました。高価で珍しく、記念撮影などで使われる新技術でした。
EP.2
公衆電話ボックス
家庭に電話が少なかった当時、誰もが使える通信手段として街中に整備されました。昭和28年(1953年)以降に各地へ広がり、初期は鋳鉄や木造で、窓ガラスは一部のみ。四方がガラス張りになるのは後年のことです。
EP.3
鉄砲風呂
浴槽に立てた鉄の筒の中で薪を燃やし、その熱で湯を沸かす風呂。筒の形が名の由来です。江戸時代に登場し、家庭の内風呂として全国に広まったのは明治・大正以降。昭和30年代まで使われ、湯加減の調整が大変でした。
EP.3
土間/かまど/飯釜
土足で入れる「土間」にかまどを据え、薪を焚いて羽釜でご飯を炊く台所の形。農村や古い家屋では昭和30年代にも見られましたが、電気釜やガスの普及とともに、この風景は急速に姿を消していきました。
EP.4
ランタン
電気の通っていない場所で使われた携帯用の灯り。灯油を燃料に、ホヤの中で炎をともす防風型が一般的でした。農村や山間部、夜間の作業や停電の備えとして、暮らしに欠かせない実用の明かりでした。
EP.4
海の家
海水浴が国民的なレジャーになった昭和30年代、各地の海辺に広まった夏限定の仮設店。木の柱にトタン屋根を葺き、日よけに「よしず」や「すだれ」を回しただけの、今より素朴なつくりが特徴でした。
EP.5
手押し井戸ポンプ
レバーを上下させて地下水を汲み上げる装置。水道の普及が進む途中だった当時、地方や古い住宅地、共同井戸などで活躍しました。蛇口をひねれば水が出る現代と違い、水を用意するのは日々の労働でした。
EP.5
クリームシチュー
明治期から洋食店では高級料理として提供されていました。昭和30年代頃は学校給食の献立に登場するようになった「白いシチュー」を通じて認知が広まりつつあり、市販の粉末ルウの登場で一般家庭に普及していきました。
EP.5
ソフビ製貯金箱
やわらかいソフトビニール(ソフビ)で作られた貯金箱。昭和30年代は成形技術が発展し、銀行や製薬会社がマスコット人形をノベルティとして配りました。遊び心のあるデザインで子どもたちの人気を集めました。
EP.6
歯磨き粉
明治期から長く「粉歯磨き」が使われましたが、昭和30年代は缶入りの粉と並んでチューブ入りの練り歯磨きが台頭し、後半には練り状が主役へ。粉が長く使われた名残で、今もペースト状の製品を「歯磨き“粉”」と呼びます。
EP.6
扇風機
エアコンが普及する前、扇風機は夏の涼を取るための主役家電でした。起源は明治期にさかのぼり、比較的安価で他の家電に先んじて家庭に入りました。昭和30年代は各社がデザインを競い、丸いモーターと金属ガードの姿が定着しました。
EP.7
蚊取り線香
煙で蚊を遠ざける日本生まれの虫よけ。明治23年(1890年)に棒状、明治35年(1902年)に渦巻型が生まれました。エアコンのない昭和30年代の夏は、蚊帳とともに欠かせず、その香りは夏の風物詩として親しまれました。
EP.7
屋根付きのバス停
自家用車がまだ少なかった昭和30年代、路線バスは地方や郊外の大切な足でした。本数が少なかった停留所には、雨風や日差しをよけるための木造・トタン屋根の小さな待合小屋が、各地に設けられていました。
EP.8
白熱電球
フィラメントに電気を通し、その熱で光らせる電球。昭和30年代の家庭の主な照明で、コードで裸電球を吊るす形もよく見られました。長く点けると熱くなるため、30年代後半からは家庭用照明の主役は環形蛍光灯へと移っていきました。
EP.9
丸形郵便ポスト
昭和24年(1949年)に採用された円筒形の「郵便差出箱1号」。鋳鉄製で、昭和20年代から30年代にかけて全国の街角へ広がり、郵便風景の象徴になりました。四角いポストへ置き換わるのは昭和45年以降です。
EP.9
駅舎
木造の平屋型の駅舎は昭和30年代頃の地方路線で広く見られた駅の姿です。切妻屋根や木板張りの外壁は当時の小規模な駅舎に共通する特徴でした。駅前の郵便ポストや公衆電話ボックスも、駅が地域の交通・通信の中心だった時代を象徴する風景です。
EP.9
消毒用のクレゾール液
中央配管での給水が十分でなかった時代、病室や診察室にはスタンドに載せた白色のホーロ洗面器が置かれ、水で薄めたクレゾール石鹸液を満たして、手指の消毒や患者の清拭などに使われました。